LINEクリエイターズスタンプ販売体験記 〜使用回数ランキング編〜
統計情報が見れるようになった
クリエイターのマイページで、
どのスタンプがどれだけ使われているかを見ることができるようになりました。
こんな感じで全40個のスタンプ1つ1つ、
何回送信されて何回受信されたかが書いてあります。
使用回数ランキング
意外なものをたくさん使っていただいたりして面白かったので、
「むにむにハムスター」と「ゆるふわもふ猫」の使用回数ランキングトップ10とワースト10を公開します。
送信回数集計期間:2014/06/09〜2014/09/07
・・・中略・・・
でした。
考察
使われているスタンプとそうでないスタンプで、使用回数は10倍以上の差がありました。
むにハムのほうが回数が圧倒的に多いのは、リリース日がもふ猫より1ヶ月半早かったのと、ほぼ台詞なしスタンプのため海外でも使っていただけてるからと思われます。
使われているスタンプと使われていないスタンプを見比べると、
あまり使われていないスタンプは、使うシーンが限定されているものが多いです。
また、使われているスタンプは装飾が少なくシンプルで、言葉では言い表せないような動作をしているものが多いなと思いました。
使われるスタンプにする鍵は、使うシーンを限定しすぎず、飽きがこないようシンプルで絶妙な動作・台詞のスタンプにすることにありそうです。
難易度高い。。
さいごに
現在、むにハムの第2弾を作成中です!
「むにむにハムスター」と「ゆるふわもふ猫」をよろしくお願いします
LINEクリエイターズスタンプ販売体験記 〜広告編〜
う、埋もれてゆく...!
むにハムをリリースして約2ヶ月半、もふ猫をリリースして約1ヶ月が経ちました。
日数が経つに連れてだんだん埋もれていくスタンプ。
そうだ広告を出そう
もふ猫に興味をもってくれそうなかたの目に触れる機会を増やしたいなと思い、
興味関心に合わせて配信される「画像広告」を出してみることにしました。
バナー作った
3種類もふ猫バナーを作りました。
スマホで広告出したほうが効果高いだろうと踏んで、スマホ向けを多めにしてます。
もふ猫イラストをででーんと入れて、
ついもふもふしたくてバナーをクリック...!という戦略です!
320x50px(スマホ向け)
320x100px(スマホ向け)
300x250px(PC・タブレット・スマホ向け)
結果は...
予算:3,000円
インプレッション(表示回数):122,183回
クリック数:318回
クリック率:0.2603
平均CPC*1:9
掲載日数:2日間
でした。
もっと長い間掲載するつもりだったのですが、
掲載対象を広く設定しすぎて、あっという間に予算を使い切ってしまいました...
そして、318回クリックされた中で
どれくらいの数のかたが実際に購入まで至ったかは測ることができず、
効果がどれほどあったのか、はっきりとは分かっていません。
参考に売り上げ値を見てみると、
広告を出した2日間の売り上げは、
出さない日に比べて1日あたり300円ほど高かったです。
・・・3000円かけて、300円ちょい・・・
_人人人人人人人人人人_
> 元を取れていない <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
もっと広告の精度をあげる修行が必要なようです。。
さいごに
広告って難しいですね!
「むにむにハムスター」と「ゆるふわもふ猫」をよろしくお願いします
*1:1クリックあたりのクリック料金の平均値
LINEクリエイターズスタンプ販売体験記 〜審査にかかった日数編(2014年6月版)〜
スタンプ第2弾が承認された!
7/29にスタンプ審査が無事完了し、 第2弾をリリースをすることができました。
勢い余って真夜中にリリースしてしまった。
LINEスタンプ第2弾、リリース承認きました!「ゆるふわもふ猫」(Long-haired cats)です、よろしくお願いします
https://t.co/mrieAZhJdk pic.twitter.com/9ZYTh6BMv2
— LINEスタンプ販売中ぱん (@okadapan) July 29, 2014
審査とは
LINEクリエイターズスタンプは、審査を通過したもののみ販売ができます。
審査の具体的な方法・期間は明かされていないのですが、
下記ガイドラインに反していないか諸々チェックをされるようです。
審査ガイドライン - LINE Creators Market
審査中、クリエイターのマイページでは
その審査のアップデート具合を見ることができ、
アップデートがあると、「あっ審査が順調っぽい」というのをなんとなく知れて安心が出来る仕組みになっています。
逆にアップデートが数日ないときは、ちょっと心配になります。
「審査に落ちてリジェクトされるのでは...」とヒヤヒヤしつつ、
毎日進捗具合をチェックしてました。
審査にかかった日数
スタンプによってかかる時間がだいぶ違うみたいなので参考になるか謎ですが、
リリース済みのスタンプ2個の審査日数を載せます。
第1弾:「むにむにハムスター」
【●編集中】スタンプ新規登録:4/19(スタンプID:5000番代)
【●審査待ち】スタンプ審査申請:5/18
【●審査中】スタンプ審査開始:5/19
【●審査中】アップデート1:5/21
【●審査中】アップデート2:5/17
【●審査中】アップデート3:5/30
【●承認】:6/5
------------------------
審査にかかった日数:19日
第2弾:「ゆるふわもふ猫」
【●編集中】スタンプ新規登録:6/11(スタンプID:19000番代)
【●審査待ち】スタンプ審査申請:6/28
【●審査中】スタンプ審査開始:6/30
【●審査中】アップデート1:7/7
【●審査中】アップデート2:7/9
【●審査中】アップデート3:7/11
【●審査中】アップデート4:7/12
【●承認】:7/29
------------------------
審査にかかった日数:32日
という感じで、リジェクトなしで1ヶ月程度かかりました。
季節ものなど時期を狙って出したい時は、
最低でも1ヶ月前には申請を済ませておいたほうが良さそうです。
むにむにハムスターのほうが審査期間が短かったのは、
猫に比べてハムスタースタンプの数が少なく、審査ガイドラインの
「1.11. 既にスタンプショップで販売されているスタンプの複製」
を調べる時間が短く済んだからなのかなーと勝手に推測しています。
さいごに
ということで、
「むにむにハムスター」と「ゆるふわもふ猫」をよろしくお願いします!
関連記事
2:LINEクリエイターズスタンプ販売体験記 〜見やすさ対策編〜
3: LINEクリエイターズスタンプ販売体験記 〜売り上げとランキング編〜
LINEクリエイターズスタンプ販売体験記 〜売り上げとランキング編〜
シリーズ3です
今回はLINEスタンプの販売国別売り上げとランキングについてです。
自作の「むにむにハムスター」の動きを観察しました。
(金額は書いていません!!)
2:LINEクリエイターズスタンプ販売体験記 〜見やすさ対策編〜
販売国
LINEクリエイターズスタンプは、日本だけでなく海外でも販売をすることができます。
5月8日のサービス開始当初は日本、台湾、タイ、インドネシアの4か国でしたが、
6月23日よりアメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、ブラジルなど、
なんと230ヶ国に増えました。めっちゃ増えた。
むにむにハムスターは、その対象国すべてで販売をしてみています。
売り上げ(6月分)
月末になり分配金が確定すると、
どの国でどれくらい売れたかの内訳をダウンロードすることができます。
今回の集計期間は、6月5日(販売開始日)から6月30日までの25日間です。
販売国別総売り上げ
全販売国の中で「むにハム」の売り上げがあったのは12ヶ国で、
アメリカ、台湾、タイ、スウェーデン、ポーランド、韓国、日本、インドネシア、イギリス、ドイツ、チリ、カナダでした。
総売り上げの中で、各国の売り上げが占める割合はこんな感じです。
ほとんど日本ですが、海外でも2割ほど購入いただいているようです。
日本>>〜越えられない壁〜>>台湾>>〜越えられない壁〜>>韓国>>タイ>>アメリカ≒インドネシア>>>>>その他の販売国
ちなみに内訳には国名が2文字のアルファベットで略して書かれていて、
どこの国か分からなかったので下記サイトで調べました。
2字国名コード一覧 Country Codes - 自動翻訳参考ページ
曜日別平均売り上げ
集計期間が短いので参考にならなそうですが、
今のところ木曜日が一番良いようです。
ランキング(6月〜7月分)
6月5日から7月20日までの45日間の観測値です。
日本
人気ランキングを見て、それを毎日手作業でメモしてました。
総売り上げのグラフと合わせると、こんな感じです。
7/3に謎の最高売り上げ額を出していますが、
ランキングがそこまで上がっていないのがわかります。
これには、海外での売り上げと、
日本でのスタンプ総数が関係していそうです。
販売開始時はクリエイターズスタンプの総数が1500個くらいだったのですが、
現在は約5500個と4倍近くの数になっています。
そのため、売れるスタンプも相対的に増え、
販売当初よりもランキングを上げるのは難しくなっているみたいです。
日本ランキング参考:
海外
国別の情報を載せてくださってるサイトで見てみたところ、
むにむにハムスターは
韓国>>>香港≒アメリカ>>〜越えられない壁〜>>台湾>>日本>>〜越えられない壁〜>>その他の販売国
という感じで、日本での順位よりもかなり順位が良いところもありました。
香港が6月の売り上げは0なのに順位が良いということは、
7月に入ってから売れ始めたみたいです。
順位が良いとなると気になるのがその売り上げですが、
分配金内訳から察すると、日本と比べて市場がかなり小さく、
10分の1より小さいのでは...?という印象です。
※個人の見解
海外ランキング参考:
-
LINEクリエイターズスタンプ人気ランキングの何か
日本、台湾、タイ、インドネシア、韓国、香港、インド、ロシアのランキング。 -
アメリカ / LINEスタンプランキング | StampDB
アメリカのランキング。PCで見ると遷移グラフも見れる。
LINE普及率参考:
さいごに
ということで、スタンプの売り上げとランキングについてのアレコレでした。
自作LINEスタンプ第1弾、「むにむにハムスター」をよろしくおねがいします
(第2弾「ゆるふわもふ猫」、なかなか審査が終わらない...!
*1:キャプチャは2014//07/20時点のもの
LINEクリエイターズスタンプ販売体験記 〜見やすさ対策編〜
シリーズ2です
今回はLINEスタンプを自作する際の見やすさ対策について書きます。
前回のやつ:LINEクリエイターズスタンプ販売体験記 〜サイズ編〜
背景デザインいっぱいあるよLINEさん
ここで言う背景デザインとは、
LINEのアプリ内で、トークルームの背景に設定できる画像のことです。
元々入っているだけでもこれくらい種類があり、
これ以外にも自分の好きな画像等を背景デザインとして設定ができます。
背景いっぱい問題
背景デザインがいっぱいあるので、スタンプを作る側としてはちょっと大変でした。
なぜかというと、様々な背景デザインの上で使われても
それなりに「見やすい」スタンプになるよう、対策をする必要があったからです。
やった見やすさ対策
対策方法はいろいろあると思いますが、
その中で私が実際にやった対策3つをご紹介します。
1. 文字の周りは白いフチで囲む
背景色が白だとフチは見えませんが、
白以外のときだと、こんな感じに見えます。
※猫のやつはスタンプ第2弾「ゆるふわもふ猫」です(リリース承認待ち)
文字だけでなくキャラクター自体やその他の部分にも
白いフチをつけるか迷いましたが、
背景の上に直接乗ってる感じの雰囲気にしたかったのと、
LINEの公式スタンプが白フチ無しなので
なくても大丈夫だろうということで文字以外にはつけませんでした。
2. 文字は太め・濃いめに書く
薄すぎ、細すぎだと見づらそうなので、ちょっと濃いめを意識しました。
3. 濃さの違う背景色を敷いて確かめる
「濃い背景」「中ぐらいの濃さの背景」「薄い背景」だとどう見えるかを
画像作成ソフト(Photoshop)で試して、文字が見づらいやつを修正しました。
例えば、むにむにハムスターの「OK」「NG」スタンプは
最初は左のような感じで文字裏を塗りつぶしていたのですが、
「中ぐらいの濃さの背景」では文字裏のフチがチカチカして見づらかったので、
修正して現在のデザインに落ち着きました。
さいごに
ということで、スタンプの見やすさ対策についてのアレコレでした。
自作LINEスタンプ第1弾、「むにむにハムスター」をよろしくおねがいします
(第2弾「ゆるふわもふ猫」も近々販売予定です)
スタンプ、再度審査申請した。名前はモザイク猫ではなく「ゆるふわもふ猫」になりました pic.twitter.com/H7whP5vFfJ
— LINEスタンプ販売中ぱん (@okadapan) 2014, 6月 28
LINEクリエイターズスタンプ販売体験記 〜サイズ編〜
わー、自作スタンプが売れる
自分のイラストスタンプが世に出せると聞いて、
さっそくLINE Creators Marketに登録し、制作をしてみました。
LINEスタンプ、ようやく40個書き終わった...「むにむにハムスター(Munimuni Hamster)」で審査だします pic.twitter.com/EPov0zSBte
— LINEスタンプ販売中ぱん (@okadapan) 2014, 5月 18
サイズどうしよう問題
作っているときに一番迷ったのが、スタンプの「サイズ」です。
というのも、
制作ガイドラインとQ&Aにサイズに関する記載があるのですが、
「このサイズで作ると、LINEアプリ内使用時にはどんな大きさに見えるのか」
ガイドライン(抜粋)
Q&A(抜粋)
※キャプチャは2014//07/06時点のもの
そこで、自作スタンプ第1弾では
「ガイドラインに書かれているまんまのサイズで作る作戦」でやってみました。
こんなサイズで作ったらアプリ内ではこうなった
作ったスタンプが販売開始されて、自分のスタンプを買ってみました。
それで、このサイズで作るとアプリではこうなるのかーというのが分かったので
今後の参考に、載せます。
メイン画像
作成サイズ
画像自体:W240 × H240 pixel
画像内のイラスト:W208 × H240 pixel
LINEアプリ内ではこんな感じ
メイン画像はちょうどよい大きさで作れてた感じがします。
あまり小さく&複雑に描いてしまうと、リストで並んだときに
見づらくなってしまうので、ちょっと大きめにするのが良さそうです。
スタンプ画像
作成サイズ
画像自体:W370 × H320 pixel(全部同じサイズにしました)
画像内のイラスト:いろいろ pixel
LINEアプリ内ではこんな感じ
最初見たとき、「でかっ!」って思いました。
(3分の2くらいの大きさを想像してた)
ただ、使っているうちに慣れてきたので、
大きめスタンプが 好みの方はこれくらいのサイズでも良いと思います。
トークルームタブ画像
作成サイズ
画像自体:W96 × H74 pixel
画像内のイラスト:W80 × H62 pixel
LINEアプリ内ではこんな感じ
公式のやつと比べると、だいぶでかいw
目立つからいい...のか?
クリエイターによってサイズが結構ちがうので、
いくつかクリエイタースタンプ並べてみて、サイズを決めると良いかもしれません。
サイズ決定の参考になりそうなもの
- LINEクリエイタースタンプシミュレーター|LINEスタンプ検索サイト Stampers(スタンパーズ)
スタンプ画像の送受信シミュレーションが出来る、便利なサービスがありました。(PC専用)メイン画像とタブ画像はシミュレーションできませんが、スタンプ画像は確認できて、現在重宝させていただいています。
さいごに
ということで、スタンプのサイズ感についてのアレコレでした。
自作LINEスタンプ第1弾、「むにむにハムスター」をよろしくおねがいします
(第2弾審査中で、第3弾も作成中です!)
むにむにハムスター - LINE クリエイターズスタンプ | LINE STORE
*1:非公式な確認方法は検索したら色々見つかったのですが、やり方が難易度高かった